ピーターブルックさん追悼文を読んで昔を思い出す・・・
新聞に笈田ヨシさんの、ピーターブルックさんへの追悼文が載ってました。
“ダメ出しは「そう演じるな(ノー)。どうするかは自分で探せ」です。どうあるべきかを教えるのではなく回答を自分で得られるように導く教育者でした。”
という一文で汎マイム工房時代を思い出す。
「朗読マイム」をやるのに袖から出てきてセンターに立ち、最初の語りの一語を言おうと息を吸った瞬間に「もう一度」と言ってしばらく導入もやらせてもらえなかったことをずっと覚えています。
何がダメなのかさっぱりわからん、、、
私の場合は本当に全然分からないので、最終的にはあらいさんに教えてもらわねばなりませんでしたが(汗)。
このおかげで自分で考えて行動する力がだいぶ身についたと思います。
世界の大演出家に通じる想いがして、工房でいただき培った財産を大事にしたいなぁと思いました。
最近、工房の皆さんとお仕事をする機会があり、懐かしく嬉しくもあるけれど当時の厳しさも思い出され、自分、よくやってたなぁ、今は絶対にすぐ音を上げるだろうと。
あれは本当に自分だったのか?と不思議な気持ちです。
なんにせよ、若いうちに出会えて良かったー
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