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リオフェス2017顔合わせ

今年も吉野翼企画にてリオフェスこと岸田理生アバンギャルドフェスティバルへ参加させていただきます。

今年の演目は<-平成緊縛官能奇譚-『血花血縄』>と題し、岸田理生さんが書いた唯一の官能小説が題材となっています。

演出の吉野氏も、また思わぬところからアプローチしてきたな・・・(汗)。

官能小説とはいえ、そこは吉野氏のことですから、とても美しい作品になると思います。

先日、早速顔合わせがありました。半数は初対面。

でも「吉野翼企画」への参加が4回目ともなると(「半神」やその他のイベントもあわせると多数)、さすがに心持ちに余裕が出来て来ました。

今回も素敵なメンバーが揃っています!

役柄にピッタリだし・・・。

読み合わせをしました。

「官能小説」とはいっても、いわゆる「官能シーン」みたいなものはとても耽美的に演出してもらえるようです。「官能シーン」が無いわけではない(笑)。

どんな稽古になるのか・・・。

出来上がるシーンは耽美的でどこか切ない感じになりそう。楽しみです。

会場は「駒場アゴラ劇場」だし。

楽隊はおなじみのQooSueの那須寛史くんに加えて二胡奏者の中川えりかさん!

この演奏を聴くだけでも価値がありますよ〜!絶対かっこいい。

6月、イベントシーズン到来ですがぜひご都合空けておいて下さいね♪

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第11回岸田理生アバンギャルドフェスティバル リオフェス2017 吉野翼企画 -平成緊縛官能奇譚-『血花血縄』 作・構成・演出 吉野翼   原案 岸田理生(有沢美喜)「天使のうぶ毛」 「淫蜜のしたたり」より 《公演日程》 2017年 6月22日(木)14:00・19:00 6月23日(金)14:00 ・19:00 6月24日(土)13:00 ・17:00 受付開始、開場は各開演の30分前となります。 《出演》 ・中村真季子 ・井口香 ・山羽真実子(ソらと晴れ女) ・桑原なお(タイムリーオフィス) ・柴奏花 ・高畑亜実 ・山崎愛実(劇団熱血天使) ・高仲祐之 《SM監修:出演》 ・ハララビハビコ  《緊縛出演》 ・北條華生(あん♥ Happy Girls Collection) 《生演奏》 ・ギター&other: 那須寛史(QooSue/Studio Slow Slope) ・二胡: 中川えりか(アカラ)  《スタッフ》 原案・岸田理生(有沢美喜) 作:構成:演出・吉野翼 照明・高瀬勇佑(RISE) 音響・臼井倶里 華道美術協力・雪久(ナニカ)  舞台監督・森貴裕(M.T.Lab)  演出部・渡邉藍(M.T.Lab) 演出助手・田島謙太(猫舌コンプレックス) 演出協力・都築星耶(劇団三日月湊) 衣装・蜂谷眞未 宣伝美術・伊藤青蛙 映像撮影・丹内浩之 制作・絵空箱企画、木川美由紀 企画・吉野翼企画 提携・理生さんを偲ぶ会 こまばアゴラ劇場  《公演会場》 こまばアゴラ劇場 《チケット料金》 前売り 当日共に ¥3500 《チケット予約》 http://ticket.corich.jp/apply/82190/008/ 

または直接メッセージ下さい。

昭和59年に「有沢美喜」の名で岸田理生が出版した幻の官能小説を初の舞台化。 華と緊縛の美術共演、生演奏と俳優の言の葉が血のような花と縄に感応し、全く新しい美しきエロスの世界を創造する。 ―あたしはあの女が大嫌い。あたしはあの男が大嫌い。あたしはあの女たちが大嫌い。あいつらは、この鳥籠のような家の中でぐるぐるぐると歪んだの風見鶏のように廻り続けている。でも、あたしの中の大嫌いなあの女の血が、大嫌いなあの男を求めて已まない。あたしがあの女になりあの女があたしになる。それは恐らく、あたしとあの女、どちらかの血が止まるまで。あたしもあの女たちの中の一人となり、廻り続ける。自らの尻尾を飲み込み続ける蛇のように、半永劫的にぐるぐるぐるぐる。のっぺらぼうのあの男は言う「母さんに似てきたね」それをあたしは、自らの血の海にまるで凪が訪れたかのように、穏やかな能面のような顔で頷く。そして想う、あたしの中のあの女の血を、この家の中の女たちの血を、全て追い出さなきゃならない、と。―

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